学校で教えて欲しいお金の話
学校は大人の生活に必要で実践的なことはあまり教えてくれません。
特にお金の管理や投資の方法などのマネーリテラシーは、ほぼ皆無ではないでしょうか?
もしかしたら勉強の時間はあったのかもしれませんが、
カリキュラムをこなす為に、サラッと流れてしまって頭に残っていないのかもしれません。
学校でほとんど学ばないのであれば親に教えてもらうか、大人になって必要性を感じた時に自分で勉強する。
もしくは大きな失敗を元に学ぶしかないのではないでしょうか?
私はお金に関して、
もっと早くに知っていたら良かったのに!
どうして公に教えてくれないの??と思ったことがいくつもあります。
早めに知っていたら損を回避できたのに。
もっと資産を残せていたはずなのに。
ここでは学校で教えて欲しかったお金の話を考えて見ようと思います。
教えて欲しかったこと
- 収入の範囲内で生活すること
- 銀行や証券会社の言うことを鵜吞みにしないこと
- 無理のない投資を続けること
- 毎月10分の1を貯金に回すこと
1.収入の範囲で生活すること
当たり前のことですが、入ってきたお金より多いお金を使うと、手元がマイナスになります。
急な出費の時に出せる貯えがないのは困りますし、カード払いにして来月や再来月に請求がいき、そのうちに結局自分がいくら使っているのかわからなくなってしまいます。
ましてやリボ払いにしてしまうと高い金利の蟻地獄になり、いつの間にか負債が膨れ上がっている!なんてことにもなりかねません。
家計管理において基本中の基本ですが、収入内で生活することは押さえておきたいポイントです。
2.銀行や証券会社の言うことを鵜呑みにしないこと
銀行や証券会社はボランティアではないので、収益を上げて従業員の給与を支払っています。
なので、お客様を保険や金融商品に勧誘して加入してくれたら手数料が入り、銀行や証券会社の儲けになっています。
その為手数料が高い保険や金融商品を、さも客にとって良い商品かのように説明して勧誘してくるのです。
客にとっていい商品かは勧誘を受けた客が決めるものです。
しかし、複雑な商品であったり客に金融知識がない場合、勧めに乗ってなんとなくその気になり契約してしまいます。
後になって考える人はまだ良いのですが、一度良いと言われて契約してしまうとしばらくは見直ししません。
見直した頃には大きく損害が出ていたり、あまりうまみがないことに気づき契約解除しようとするとこれまでの掛け金がもったいないことになってしまうのです。
こんなはずではなかった。
保険や金融商品に加入する際は、自分がどんな保障をどのくらい欲しいのかや、貯蓄が目的なのか、運用したいのかなど、求めているものを定めて自分で探すことをお勧めします。
ネットで検索すればたくさんの情報が得られますし、勧誘されることもありません。
あとは保険や金融商品に関しての本を数冊読めば、多少の知識もつきます。
自分のお金は自分で守りましょう。
3.無理のない投資を続けること
投資については本当に10代から知りたかったです。
投資はこわいものとして親から教わってきたので、25歳ごろまで触れることもありませんでした。
結婚後、一馬力になった家計の一助になるかと、家計管理や投資の本を読み漁りました。
そこで、少ない金額を毎月積み立て、世界全体に投資している投資信託に投資する手法を知りました。(=少額積み立て投資、分散投資といいます)
毎月少ない金額でいいならなんとか出せそうですし、世界全体に投資することで上がりにくいけど下がりにくい、平均を狙って増やします。
平均といっても世界はだいたい3%ずつ成長しているそうなので、20歳から20年間1万円を積み立てると、2400万円の元金が約3200万円になります。
早くから少額でもかけておくと相場の変動は受けますが、長く置けば置くほど大きな資産に成長するのです。
大金を一発勝負で掛けるような投資はいまだに怖いと思いますが、小さな額を時間をかけて積み上げていくスタイルは臆病な私に合っていました。
4.毎月10分の1を貯蓄に回すこと
これはバビロンの大富豪の教えです。
私が読んだのは漫画版です。
いくつか教えがありますが、印象に残っているのが一つ目の教え、10分の1を貯蓄することでした。
毎月20万円のお給料なら2万円。
毎月30万円のお給料なら3万円です。
毎月20万円のお給料なら年間24万円。
毎月30万円のお給料なら年間36万円貯めることができますね。
これをずっと続けていくというものです。
仮に20年続けると、
毎月20万円のお給料なら、20年で480万円。
毎月30万円のお給料なら、20年で720万円貯められます。
シンプルですが毎月必ず貯金するとなると、なかなか難しいですね。
毎月確実に貯金できるか自信がないのであれば、積立預金がお勧めです。
郵便局や銀行で毎月定額を分けて貯金することができます。
万が一、貯金する残高が足らなかった場合でも、特にペナルティーは無いので、契約だけしてしまえば、自動的に貯めてくれます。
たまに、チェックしたときに、思いのほか貯まっていたら嬉しいですね。
ちなみに私は毎月の10分の1をすべて投資に回し、勝手に引き落とされるようにしています。
現金も必要なので、現金はボーナスを使って調整しています。
書き出すといくらでもかけそうですが、大まかにはこれくらいでしょうか?
受験のための勉強を詰め込んで、大人になって対して覚えてないよりかは、こっちの方が断然役立つと思うのですがいかがでしょう。
↑「4」に出てきたバビロンの本です。参考までに☆
↑ 最近大好きなYouTubeの内容が本になっています。
これを読んでさらに勉強したいと思います。