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毎日成長?!ーまつぼっくらの生活ブログ

毎日の生活や育児、家計管理やこれからのことなど、思いつくまま書き綴ります

子供達の学費準備方法

 こんにちは。

へなちょこ節約ばかり書いていると自分が可哀想になるので、今行っている子供二人の学費準備についてお話させていただきます。

 

●学資保険で悩む●

 多くの方が新しく生まれた赤ちゃんの為に学資保険を検討され、加入されています。私の周りでも知る限り5割を超える人が加入されています。

子供が出来たら学資保険!とおじいちゃんおばあちゃん世代から言われることもありますよね。

銀行や郵便局などの窓口に別の幼児で行った際にも、ついでに勧められたこともあります。

加入機会が多い学資保険。

すごく悩んだのですが、結局二人とも加入しませんでした。

「えー!なんで入ってないん?」

という批判が聞こえてきそうです💦

しかし、何度も悩み検討した末の結論なので、もう悩みません。

 

●学資保険に入らない理由●

 その1破綻リスクがこわい!

学資保険は保険商品です。〇〇保険会社さんが保険商品を作って売っているものですよね。子供が小さい時から十数年かけて大学や短大などに進学する際に解約して使う物だと思います。

その十数年間、保険会社が破綻しない保証はあるでしょうか?近頃は大手の会社でも今後どうなるかわからないので、大手だから安心とは言えないという風潮になってきています。そんな中保険会社だけは大丈夫と言えるでしょうか?

そこがどうしても恐ろしく、加入することができませんでした。

学資保険は預貯金と同じように、1000万までの保証はありません。破綻時の責任準備金も削減されることがあると保険の説明書に明記されています。

将来必要な資金を準備したくて、毎月安くない金額をかけるのに、いざ進学時期近くなって保険会社の破綻によって予定の金額が掛け金より少ない…なんてことになったら、その後の計画がすっかり狂ってしまうのではないでしょうか?

 

その2,あんまり増えない

長期で保険会社が運用してくれてるにしては、満期時のこちらへのバックは少ないと思います。

12〜18年の資金拘束を受けるのに、金額に返戻率にもよりますが、ざっくり10万ほどしか増えないなんて!

(300万円契約、月29000円、支払い11年、保険期間17年、返戻率107%、お祝い金ありで計算)

 

保険会社もボランティアではないので、割合はわかりませんが自分たちが食べていく分の料金は取ってます。

それに学資保険は掛け主の死亡保証がついています。掛け主が途中で亡くなった場合、以後の掛け金は免除になります。

この死亡保証分も毎月の掛け金から賄われています。

とっても親切な保険に見えますが、掛け主とはだいたい世帯主でしょう。

世帯主は生命保険に加入していないでしょうか?

進学のことを考えて掛け捨て定期保険を金額大きめにかけておくのはいかがでしょう?

きっとそのほうが掛け金は少なくて良い。

 

ということは、保険機能と貯蓄機能を切り離して考えても良さそうですよね?

保険は定期保険、貯蓄は貯蓄で持っていてもいいし、定期預金や日本国債、他の利率の良いものにしても問題ないと思いました。

 

その3,長い間掛け続けられるか?!インフレリスクも!

あとは、長期契約になりその間ずっと決められた金額を支払わないといけないということです。

新生児の頃はオムツやミルク代がかかりますが、これは序の口。

これからどんどんお金がかかりますし、途中、家を買ったり、車を買ったり、病気で仕事を辞めたりするかもしれません。

人生色んなアップダウンがある中、ずっとペースを崩さす、掛け金を払えるでしょうか?

 

生活が苦しくなりやむなく途中解約すると、払い込んだ保険料より解約返戻金が少くなることがあります。

保険料の減額や払済対応という処置もありますが、

一部解約することになるなど、解約しないで満期まで繋いだ場合より、損すると思ったほうが良いようです。

 

また、長い間に世間がインフレし、今の100万円が99万円になってしまうというリスクもあります。いくらインフレしても満期金は予定の金額しかいただけません。

 

 

 こういった事情から加入を諦めました。

そんなこと滅多に無いわ〜って思う方は加入出来るんでしょうが、性格が石橋叩きまくるタイプなので、みんな入ってるからと気になりつつも入れませんでした。

もし今加入を迷われてる方は、こういったリスクがあることをわかった上で金額を少なめにするなど万が一も考えたプランを組まれることをおすすめします。

 

 

ありがとうございました!